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聖杯―――それはありとあらゆる願いを叶える事が可能とされる万能の願望機である。 その聖杯を求める者達はマスターとして従者であるサーヴァントと契約し、他のマスターと競い合う。 聖杯を手に出来るマスターは一人、勝ち残った一人だけが願いを叶える事が出来る。 それが聖杯戦争のルール 現在は、この『東京』と呼ばれる街で多数のマスターが己の願いを賭けて 討ち、討たれ、滅ぼし合っているのだ。 マスターとして呼ばれた、この私も望む望まないに関係無く戦禍に身を投じるのだ。 「覚悟は決まったか?」 男はマスクを磨きながら現状を再確認していると 背後から実体化したサーヴァントが姿を現し、肩にポンと手を乗せた。 「覚悟も何も既に賽は投げられたのだろう?戦場で敵前逃亡などすれば軍人なら銃殺刑だ」 「それを聞いて安心した。途中で戦いから降りようとするような腑抜けがマスターでは優勝を狙う処ではないからな」 オールバックにした髪型のサーヴァントは冷笑しながらマスターである私、ラウ・ル・クルーゼを まるで品定めするように見下ろしていた。 このサーヴァントにとって、自分が使える存在であるか見極めようとしているのだろう。 もし、彼の御眼鏡に適わない存在と見なされたら、おそらく私は処刑されるだろう。 この冷淡な眼差しと態度、そしてアサシンのクラスとして現界された所を考えると。 使えぬと判断すれば親兄弟ですら容赦しないかもしれない。 そんな残酷さをこのアサシンから感じ取ることができた。 「それと、あと一つ聞いておきたい。貴様は聖杯を手にしたら何を望む?」 「……ふむ。それだが私は気が付いたらこの街で生活をしていた。それだけで 特に叶えたい願いがあって聖杯戦争に参加した訳では無いのだよ」 「つまり貴様は偶然にも迷い込んだだけのマスターということか」 「いや、私はこう考えている『物事に偶然は無い。全ては必然によって成り立っている』と。 哲学者の言葉だが、だとしたら死んだはずの私がこうして生きているのも。 聖杯戦争に参加しているのも全て必然による物なのかもしれない」 「なるほど、願いの無い貴様でも聖杯に選ばれた確固たる理由があると」 「私はこの聖杯戦争にいたく関心を持っている。例え願いが無くても。 他のマスター達が何を望み、どう戦い、どう生きるか。 彼らの目指す先にはどんな終焉が待っているのか。 我が身が再び朽ちるその時まで彼らの足掻く様を見たいのですよ」 ヤキンドゥーエでの戦いの最中で消滅したはずの私がなぜいるのか。 聖杯か、それとも他の誰かの手による物なのか、それは私の知る由ではない。 だが、この舞台に呼ばれた以上は役者として振る舞おう。 どうも、この世界では魔術師という特殊な能力を持った人間達がいるようだが。 己が願望の為に争いは絶えず続いている。 どんな世界に行こうが、どれだけの力を保有しようが。 人間の本質は等しく変わらない、という事だろうか。 ならば私は、この身に渦巻く人類への憎悪を再び解き放ち、この舞台を漆黒に染めてやろう。 止められる者がいるなら、止めてみるがいい。 私の絶望と憎しみがそれらを打ち砕いてみせよう。 「アサシンよ、貴方の力を疑う訳では無いが作戦を建てる以上。 どんな能力を保有しているか把握しておく必要がある。 宜しければ一つ見せていただけると嬉しいのだが」 「いいだろう。我が宝具を見るがいい。いでよ!!選ばれし我らがジオンの将兵達よ!!!!」 「ジークジオン!!ジークジオン!!」 まず一機目のロボットが出現した、特徴的な所として緑色のカラーに一つ目のモノアイ。 まるでプラントが開発したMSのジンを思わせるデザインをしていた。 サイズは人並みであり、とても人間が乗り込んで操縦できる大きさでは無かったが。 「石の上にも三年ー!私も頑張りまーす!」 「私たちが優勝するのだ~」 「ガンオンこそ至高!!艦これやFGOには負けねえ!!」 続いて、次々と色んな機体が出現した機体の一つ一つが言葉を発し、性格も違う。 どうやらアサシンが司令官として、この機体達を指示して動かすのがアサシンの戦い方のようだ。 宝具を展開したアサシンは演説をやり始め、機体達は歓声を挙げながら聞いていた。 私の知らない世界でもこのような兵器は生まれていたのか。 何だか奇妙な因縁を感じるよ、それはそれで……面白い。 【クラス】アサシン 【真名】ギレン・ザビ 【出典】機動戦士ガンダムオンライン 【性別】男性 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:C 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:E 自身の気配を消す能力。技術ではなく策謀による暗殺を行っていたのでクラススキルの恩威は殆ど得られない。 【保有スキル】 軍略:B 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。 カリスマ:C+ 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。 ギレンへの信望者は数多く存在し、彼の死後も意思を受け継ぐジオニストによるテロが長年続いた。 拠点作成:A 司令官として指揮を執り、戦術を駆使する拠点を作成する能力。 拠点内にはサーヴァントを守る砲台が点在しているが迎撃を行うには歩兵の防衛が不可欠。 拠点その物が核となっているため、全ての拠点の破壊はサーヴァントの消滅を意味する。 【宝具】 『戦術兵器(アトミックセット)』 ランク:E 種別;対拠点宝具 レンジ:1~100 最大補足:1000人 一撃で戦況を変える強力な兵器。 歩兵に運搬させて敵拠点傍に設置し、発動させる事で拠点ごと敵を葬る事ができる。 この宝具は拠点となっていない建築物の破壊は不可能となっているが 内部にいるマスターやサーヴァント、NPC等の殺害は可能である。 『誇り高きジオンの将兵(ジーク・ジオン)』 ランク:B 種別:大軍宝具 レンジ1~99 最大補足:51人 スペースノイドの独立を掲げ、戦場を駆け巡った51人の軍勢。 51人が様々な機体を保有しており、撃墜されても一定時間後に復活するが。 再出撃する度にマスターへの負担を強いることになる。 【weapon】 無し あえて挙げるなら戦術を駆使し、どんな残忍な手も平気で使う頭脳。 【人物背景】 ジオン公国の総帥にして階級は大将。デギンの長男。放映開始時の設定上の年齢は35歳。 『THE ORIGIN』では45歳。身長190cmの長身。少年時代から政治活動に参加し、デギンの隠退後は、ジオン公国の実質的最高指導者(総帥)となっていた。 TVや劇場においてはギレン自身の出番が演説等でしかなく、直接戦闘の指揮をする事自体が最後のア・バウア・クー戦のみとなる。 にも関わらず、彼が指揮を務めている局面では連邦を圧倒し続けた。 指揮官としても優秀だが、本来は戦略家といえる人物。 ガンダムの世界において彼の唱えた政治思想や世界観は巨大な影響力を持ち、次世代にまで波及していった。 【サーヴァントとしての願い】 過去をやり直しジオン公国を勝利させ、ザビ家による地球圏の支配を行う。 【基本戦術、方針、運用法】 自軍拠点を守りつつ、敵の居場所をレーダーや索敵で見つけ、始末する。 親兄弟ですら謀殺した冷酷さからして、非道な手段も容赦なく使ってくるだろう。 【マスター】ラウ・ル・クルーゼ 【出典】機動戦士ガンダムSEED 【性別】男性 【マスターとしての願い】 全人類への憎しみを果たす。 【weapon】 軍用の銃 軍人としての役割を与えられたクルーゼが最初から所有している拳銃。 【能力・技能】 操縦技術 失敗作のクローンでありながら、MSの操縦はコーディネイタ―をも上回る。 空間把握能力に優れ、初搭乗でドラグーンシステムもたやすく使いこなせた。 【人物背景】 普段は仮面で素顔を隠している為「仮面の男」と呼ばれる。ザフト軍クルーゼ隊の指揮官。獅子を思わせるような癖のある毛質をしている。 地球連合軍のG兵器奪取の為、ヘリオポリスを襲撃、取り逃したG兵器の1体・ストライクと新造艦・アークエンジェルを執拗に追い、各地で戦闘を行った。 ムウ・ラ・フラガの父親・アル・ダ・フラガのクローンとして、キラ・ヤマトの父親・ユーレン・ヒビキによって生み出された。 オリジナルが既に高齢と言える歳のクローン故、テロメア遺伝子の減少短縮による老化と短命という問題を抱え。 細胞分裂を抑制する薬品を頻繁に服用し、年齢に見合わず老化した素顔を仮面で隠している。 自らを失敗作として扱った周りの環境や、自身を含むコーディネーターの研究とそれに対する人々の行動などを目にするうちに。 欲望のままに愚かな行為を続ける人類に対して憎しみを抱き、世界のすべてを滅ぼすことを目的として行動していた。 【方針】 聖杯戦争に参加する全てのマスターを殺害する。 候補作投下順 Back ロイ・マスタング&ランサー Next 虚ろな夢/有り得た世界
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「おお、クリスティーヌ。 我が歌姫よ。 共に歩もう。 共に歌おう。 愛しき姫君よ」 貴方は私の『ファントム』ではないけれど。 この醜い願いを叶えるためならば。 私はあなたの『クリスティーヌ』になりましょう。 【クラス】アサシン 【真名】ファントム・オブ・ジ・オペラ 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 魅惑の美声:B 人を惹き付ける天性の美声。魅了系スキル。 異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。 無辜の怪物:D 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。 小説『オペラ座の怪人』のモデルである彼は作品の影響を受けて素顔と両腕が異形と化している。 精神汚染:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 【宝具】 『地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:200人 かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンの如き形状の巨大演奏装置。 【weapon】 かぎ爪と化した両腕 【人物背景】 ファントム・オブ・ジ・オペラ。十九世紀を舞台とした小説『オペラ座の怪人』に登場した怪人の、恐らくはそのモデルとなった人物。 とあるオペラ座地下の広大な地下迷宮に棲まい、オペラ座の寄宿生でコーラス・ガールを務めていたクリスティーヌという女性に恋をしたことから彼女を姿を隠して指導。 同時にオペラ座関係者への脅迫や実力行使により彼女を歌姫へと導くも、恋敵の出現や自身への信頼を揺らがせ始めたクリスティーヌの様子から暴走し始め、遂には殺人にまで手を染めた。 【サーヴァントとしての願い】 クリスティーヌの幸福 【マスター】 胡月レオナ@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 霧生鋭治を蘇生させ永遠に幸せに暮らす 【能力・技能】 卓越した演技力 【人物背景】 劇団「遊民蜂起」の団員にして舞台女優。20歳。 優れた容姿と高い演技力を兼ね備え、劇団内外にファンが多い。 合宿所の火事に巻き込まれた事から火がトラウマになっている。 この火事で顔にやけどを負いながら自分を救助してくれた霧生鋭治と恋仲となり駆け落ちするも、ある日霧生は行方をくらまし、自身は同じ劇団の三人の役者によって連れ戻されてしまう。 ひょんなことから火事の原因がこの三人の役者であり、彼らに自首を進めていた霧生は彼らによって殺害されたことを知ったレオナは復讐を決意。 不可能犯罪を計画・実行し、彼らを殺害した。 【方針】 聖杯を獲得する。
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武器 ACEで追加された武器 ACE EX2で追加された武器 武器 名称 ルーン 攻撃力(MAX) スキル1 スキル2 カタール なし 48(84)+36 なし なし ソン 40(76)+36 攻撃力アップLv1クリティカル確率アップLv1スタン耐性アップLv1APダウンLv1 毒攻撃Lv1毒攻撃Lv2HPアップLv1防御力アップLv1毒耐性アップLv1毒体質 オセル 44(80)+36 APアップLv1毒耐性アップLv1麻痺耐性アップLv1インビジブル 攻撃力アップLv1クリティカル確率アップLv1カタールチャージ攻撃アップ防御力ダウンLv1 ヤラ 52(83)+31 ジェム強化:イエロージェム強化:グリーン インベナムLv1ステップ効率アップ ウィアド 92(137)87~100+45 ベナムスプラッシャー攻撃力アップLv2ハルシネーションウォークLv2ハルシネーションウォークLv4クリティカル威力アップLv2カタール強化Lv3テンションアップLv2 地上:カタール修練疾風クイックステップLv2クリティカル確率アップLv2ダブルアタックLv2よろめき耐性アップLv1SP回復量ダウン シャープエッジ なし 55(101)+46 ステップ効率アップ なし フェオ 44(80)+36 攻撃力アップLv2HP自然回復量アップAP回復量アップギフト APアップLv1クリティカル確率アップLv2サルベージHPダウンLv1 ラグ 66(112)+46 クリティカル確率アップLv2HPアップLv3APアップLv2防御力ダウンLv2 攻撃力アップLv2APアップLv2猛毒攻撃Lv2テンションダウンLv1 ペオズ 50(80)+30 クリティカル確率アップLv1DSハイリスク異常体質 ダブルアタックLv1フォールアップギフトダウン耐性ダウンLv1カウントダウン ウィアド 92(137)88~98+45 ベナムスプラッシャー攻撃力アップLv2カタール強化Lv3 地上:カタール修練クリティカル確率アップLv2よろめき耐性アップLv1クイックステップLv2 ブラッディロア なし 70(126)+56 ステップ無敵アップ カタール属性開放Lv2 エオ 63(119)+56 ダブルアタックLv1APアップLv3ステップ距離アップステップ無敵アップフォールダウン クイックステップLv2クリティカル確率アップLv3ハイテンションAPアップLv3テンションダウンLv1異常体質 ウィン 56(105)~64+49 クイックステップLv1ダブルアタックLv3ステップ距離アップハイテンションクリティカル威力アップLv2スタン効果アップLv2カタール属性開放Lv3クリティカル確率ダウンLv3 ステップ性能アップ受身性能アップカタール強化Lv3DSローリスククリティカル確率ダウンLv3よろめき耐性ダウンLv2 マン 63(119)~71+56 クラッシュアップぶっ飛ばし性能アップルーインスタン耐性ダウンLv1 クイックステップLv1空中ステップ性能アップカタール状態異常開放Lv4追い討ちラックアップステップ効率ダウン ウィアド 92(137)91~98+45 ベナムスプラッシャーハルシネーションウォークLv2ハルシネーションウォークLv4クリティカル威力アップLv2テンションアップLv2 地上:カタール修練クリティカル確率アップLv2クイックステップLv2よろめき耐性アップLv1SP回復量ダウン ファールバウティ なし 90(144)+54 ダブルアタックLv1 AP回復力向上Lv2 シゲル 81(128)~86+47 HPアップLv5APアップLv5テンションアップLv1テンションアップLv3スタン耐性アップLv3 ダブルアタックLv1クイックステップLv1疾風AP回復力向上Lv3カタール状態異常開放Lv3ジェム弱化:グリーン ニイド 101(155)97~110+54 防御力アップLv5よろめき耐性アップLv3受身性能アップスタン減少APダウンLv2クリティカル確率ダウンLv3 APアップLv4AP回復力向上Lv5スロースターターインビジブルHP自然回復量ダウンAP効率ダウン ダエグ 92(133)~109+41 クイックステップLv3攻撃力アップLv5HPダウンLv5クリティカル確率ダウンLv5ぶっ飛ばされ性能アップ ダブルアタックLv5クリティカル確率アップLv5ステップ距離アップ空中ステップ距離アップステップ無敵アップ疾風 ハーミットクロウ なし 81(144)~89+63 ダブルアタックLv1攻撃力アップLv3攻撃力アップLv4空中ステップ距離アップステップ無敵アップベナムスプラッシャー異常体質スリップ耐性ダウンLv1 AP回復力向上Lv3空中:カタール修練毒攻撃Lv2麻痺攻撃Lv2凍結攻撃Lv2麻痺耐性アップLv2虚弱体質ダウン耐性ダウンLv1 ラド 88(141)85~94+53 クイックステップLv2ステップ無敵アップ空中ステップ距離アップ疾風スタン無効特殊ポーション効果アップカウントダウン空中ステップ効率ダウン AP回復力向上Lv3APアップLv4着地性能アップステップ距離アップ空中ステップ無敵アップSPリサイクルHPダウンLv2ステップ効率ダウン ニイド 95(145)~101+50 ダブルアタックLv1カタール強化Lv2カタール強化Lv3カタール状態異常開放Lv1クリティカル確率アップLv3攻撃力アップLv4スリップ耐性ダウンLv2ジェム弱化:グリーン ダブルアタックLv1カタール属性開放Lv2カタール状態異常開放Lv2インベナムLv3クリティカル確率アップLv3追い討ちステップ無敵ダウンダウン耐性ダウンLv2 ペオズ 85(130)~96+45 ダブルアタックLv1地上:カタール修練カタール属性開放Lv1ステップ無敵アップクリティカル確率アップLv2DSローリスク麻痺耐性ダウンLv1ステップ無敵ダウン カタール強化Lv1カタール状態異常開放Lv1インベナムLv2空中ステップ無敵アップ攻撃力アップLv2クリティカル確率アップLv2クリティカル威力ダウンLv2空中ステップ無敵ダウン バリアスジュル なし 93(137)91~106+44 フェイタルメナスLv1フェイタルメナスLv2フェイタルメナスLv3DS威力アップLv1HP吸収量アップLv1カタール修練クリティカル確率アップLv4クイックステップLv3 毒攻撃Lv4麻痺攻撃Lv4スタン無効クリティカル威力アップLv4AP回復力向上Lv5 裏切り者 なし 111(173)108~127+62 ステップ最適化クリティカル確率アップLv5空中ステップ距離アップ空中ステップ無敵アップカタール強化Lv3 空中ステップ最適化クリティカル確率アップLv5ステップ距離アップステップ無敵アップカタール強化Lv4 太陽剣 なし 87(123)86~100+36 太陽神の加護HP吸収量アップLv2テンションアップLv5火傷攻撃Lv4カタール修練 オーバーロードDS威力アップLv2SP回復量アップ火傷攻撃Lv4マイトオーラ ※太字は、店売り武器に付属している能力、ドロップ武器には付属しないので注意 ACEで追加された武器 ドラゴンクロウ なし 99(152)99~119+53 マキシマライズAP回復力向上Lv3ダブルアタックLv1DS威力アップLv1 疾風空中:カタール修練クリティカル確率アップLv1APアップLv2DSローリスクフォールアップ ハガル 104(157)104~124+53 特殊ポーション効果ダウンDSハイリスク回復ポーション効果ダウンレイズアップ:HPダブルアタックLv2凍結攻撃Lv4 麻痺攻撃Lv4ハルシネーションウォークLv1カタール強化Lv2ハイテンション ペオズ 89(142)89~109+53 フェイタルメナスLv1スナッチャーエスカレーションAカタール状態異常開放Lv2カタール強化Lv2 クラッシュアップクリティカル確率Lv3テンションアップLv3攻撃力アップLv1HPアップLv1APアップLv1 ウィアド 96(149)96~116+53 HPアップLv2テンションアップLv2よろめき耐性アップLv1急襲Lv1空中:カタール修練 ダブルアタックLv1カタール属性開放Lv3DSローリスクAP回復力向上Lv4SP回復量ダウン 世界樹の双剣 なし 98(**)98~108+** 攻撃力アップLv3APアップLv3テンションアップLv1スタン耐性アップLv1カタール修練カタールチャージ攻撃アップ カタールチャージ攻撃アップクリティカル威力アプLv3カタール強化Lv3クリティカル確率アップLv3ダブルアタックLv3疾風 ペオズ 85(**)85~95+** ラックアップ疾風カタール強化Lv3地上:カタール修練AP回復力向上Lv1カタール属性開放Lv3 ハルシネーションウォークLv1ダブルアタックLv2テンションアップLv1クリティカル確率Lv1カタールチャージ攻撃アップ空中:カタール修練 ウィアド 91(141)91~101+50 DSローリスク急襲Lv1クリティカル威力アップLv4クイックステップLv2SP回復力ダウンSP回復量アップ テンションアップLv4フェイタルメナスLv1カタール修練AP回復力向上Lv4 ベオク 123(**)123~153+** DS性能アップ:双剣麻痺毒注入Lv1HPアップLv4SPブースト SPリサイクルダブルアタックLv1AP回復力向上Lv2攻撃力アップLv2 マインドリーパー なし 104(168)104~124+64 SP最適化ベナムプレッシャー攻撃力アップLv4HPダウンLv3AP回復力向上Lv5 フェイタルメナスLv3ダブルアタックLv3疾風ディボーションLv2スタン効果アップLv5 エオロ 109(173)109~129+64 空中ステップ無敵アップディボーションLv4よろめき耐性アップLv3スタン減少AP回復力向上Lv3 カタール修練ハルシネーションウォークLv3バイタルフォースカタール強化攻撃力アップLv4 ペオズ 94(158)94~114+64 空中:カタール修練グローリーペイン黄昏の共鳴Lv2SPリサイクル復活時SP回復 攻撃力アップLv1防御力アップLv1カタール強化Lv1AP回復力向上アップLv1攻撃力アップLv2 ウィアド 101(165)101~121+64 クリティカル確率アップLv2クリティカル確率アップLv3疾風麻痺毒注入Lv1カタール強化Lv2 攻撃力アップLv3カタール強化Lv3DSローリスクフェイタルメナスLv3SP回復力ダウン 贋作カタール なし 4040~46+** 麻痺攻撃Lv2ステップ無敵アップ AP回復力向上Lv2クイックステップLv2ハルシネーションウォークLv1 贋作太陽剣 なし 6865~84+** HP吸収量アップLv2DS威力アップLv2 SP回復量アップトレジャーハントフェイタルメナスLv1 海鳴ル裏切り者 なし 101 ハルシネーションウォークLv2 攻撃力アップLv3 ボーンカッター なし 81() ダブルアタックLv1カタール修練クイックステップLv3 攻撃力アップLv1カタール強化Lv1DSハイリスクフォールアップ ブラッディロア リーサー 11098~154 ステップ無敵アップ 急襲Lv1 ファールバウディ リーサー 120108~164 ダブルアタックLv3 AP回復力向上Lv3 ACE EX2で追加された武器 名称 攻撃力 スキル1 スキル2 ベルスクロウ 100~130 サイクロンリッパー強化ギガントスキン花の鉄拳地上:カタール修練 グローリーペインハルシネーションウォーク Lv2HPアップ Lv3APアップ Lv3 ゴートクリッパー 108~138 暗殺体質カタール強化 Lv1羽の制裁黄昏の共鳴 Lv1 フェイタルメナス Lv3麻痺毒注入 Lv1DSハイリスクルードネス Lv1 フレイムカタール 101~131 カタール修練・改ダブルアタック Lv1火傷完全耐性SP回復量アップ カタールチャージ攻撃アップスタン効果アップ Lv2攻撃力アップ Lv3よろめき耐性アップ Lv1 フロストエッジ 111~141 カタール覚醒AP回復力向上 Lv2凍結完全耐性カタール属性開放 Lv1 急襲 Lv1SPブーストテンションアップ Lv3マグナムストライク ウィンブラッデイロア ダブルアタック3ステップ性能UP -- @新クエストで (2012-04-27 21 23 16) ハーミットクロウ スキル1と2ダブルアタック1 -- 名無しさん (2012-04-29 22 58 39) ニイドハーミットクロウ、ダブルアタック1、クリティカル確率アップ3を確認 -- 名無しさん (2012-04-29 23 46 20) オセル カタール、ダブルアタック1&毒耐性1を確認 -- 名無しさん (2012-05-03 18 34 36) ペオズハーミットクロウの上段(上の表では左側)に地上:カタール修練が付いているものを確認 -- 名無しさん (2012-05-11 17 11 47) ペオズシャープエッジにクリティカル確率アップLv2&ダブルアタックLv2付を確認 ただしLvは修練で上がっちゃってる可能性もある(入手した時の状態はよく覚えてない)ので検証必要(ともにLv1の可能性もあり) -- 名無しさん (2012-05-15 16 05 45) 裏切り者上段にクリ確率5 空中ステップアップ 確認 -- 名無しさん (2012-06-23 18 50 53) 裏切り者 カタール強化Lv3(上段)、ステップ無敵アップ(下段) -- 名無しさん (2012-06-24 02 48 57) 裏切り者:ステップ最適化(上)、カタール強化Lv4(下)でました -- 名無しさん (2012-06-24 06 56 45) 裏切り者の初期攻撃力127を確認しました。 -- グッチ (2012-06-26 16 35 41) 太陽剣上段に火傷攻撃Lv4確認 -- 名無しさん (2012-06-28 22 22 16) 裏切り者の初期攻撃力108を確認しました。 -- グッチ (2012-06-30 11 02 42) 裏切り者上段下段共にクリ確率アップ5 確認 -- 名無しさん (2012-07-06 09 58 03) バリアスジュル上段スキルでフェイタルメナスLV3、下段で麻痺攻撃LV4 -- 名無しさん (2012-07-06 19 39 32) 裏切り者:クリティカル確率アップLV5と空中ステップ最適化(金)でコストは20です。 -- グッチ (2012-07-09 11 55 35) ニイド ハーミットクロウ 初期攻撃力102確認しました。 -- RENA (2013-06-10 14 17 42) taiyou -- RENA (2013-07-29 13 28 13) ↑送信ミスごめんなさい。太陽剣初期攻撃力84を確認しました -- RENA (2013-07-29 13 29 14) 世界樹125Fクリア後追加武器あり。海鳴ル裏切り者 攻撃101 スキル1 ハルシネーションウォークLv2 スキル2 攻撃力アップLv3 -- 名無しさん (2013-09-01 07 58 05) ACEクエスト4-13ロードオブデスより -- AS (2013-09-01 11 40 15) ミス -- AS (2013-09-01 11 40 55) ACEクエスト4-13ロードオブデスよりカタール マインドリーパー攻撃109上段攻撃4下段フェイタス3 -- AS (2013-09-01 11 48 57) ACEクエスト7-8でモイモイから贋作太陽剣ドロップ。スキルはHP吸収アップ2とフェイタルメタス1です -- 名無しさん (2013-09-03 22 25 59) ↑通常クエストのほうです -- 名無しさん (2013-09-03 22 27 20) 通常クエのチャプター7で出た贋作太陽剣、スキル1にトレジャーハント確認しました。 -- 名無しさん (2013-09-04 04 37 03) 海鳴ル裏切り者店売りかよ…125F以降で落ちるのかと思った、追加したけど位置ここでいいのかな -- 名無しさん (2013-09-24 02 55 21) あ -- 名無しさん (2013-12-27 17 32 54) アサシンって強い? -- 名無しさん (2013-12-27 17 33 44) 強い -- 名無しさん (2014-01-06 18 17 47) ボーンカッター乗せてないの? -- 名無しさん (2014-03-04 09 17 18) 名前 コメント
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(全員) 希望の消えた世界は モノクロ過ぎて夢すらも無い 依然ヤツは“お利口”を インポートする (ホルマジオ) 二年越しの開幕だ 微かな希望見えてきたぜ 使いような能力で (全員) とりあえず娘を 拉致っとけば問題ないな (イルーゾォ) 「抜き出し完了」 いつもどおり 一人ずつだ 異常性、気付いた時は 抜け出せない この世界 (全員) 案外居場所失くしても 変わりそうに無いな心境 障害、不安定な道も 俺ら先に行けそうかもな さぁさぁ、反旗ひるがえし 御揃いの首輪を外せば そうそう悪いもんじゃないな さぁ、栄光掴め (ペッシ) 疑心暗鬼呑み込まれ フィレンツェ行き列車の中へ (プロシュート) トコトン「やる」と言ったろ 精神論ギャングの道理 (メローネ) 期待通りそれ以上? あの女の影響多可ね (ギアッチョ) 俄然意欲が沸いたぜ 静かに泣いた氷点降下の 世界はどうだい? (全員) 「任務続行」あと少し 引けないでしょう? (リゾット) 託された バトンを継いで 「ほら、アイツだ クールに行こう。」 (全員) 状況急下降転でも 最後まで諦めないな 頂点気取るあのボスの 首を狙い 牙を研いで おいおい、ちょっと オーバーだろ? 額縁に飾られたソルべ(なかま) 組織(おまえら)は解んないだろうな 隠し切れない、怒り 娘の護衛チームと 無論、我等真逆の関係 奇襲・戦闘・非情心 ヤり方自由 (リゾット) 自身の無さ気際立って 時折見せる畏怖な眼光 お前やはり怪しいな アノオトガキコエタナラアタリダ 能力者だな? 「気分最高」揺れるピーキー 止まない警鐘 自分が思ってるより 踏み込んでいるようだ (全員) 案外居場所失くしても 変わりそうに無いな心境 障害、不安定な道も 俺ら先に行けそうかもな 状況急下降転でも 最後まで諦めないな (リゾット) アンタは解んないだろうな さぁ、死なないうちに 俺と共に逝こうか…… 原曲 じん(自然の敵P) /メカクシコード 元動画URL http //www.nicovideo.jp/watch/sm18945715
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身長:157cm 体重:40kg スリーサイズ:B73/W53/H72 属性:混沌・悪 性別:女性 CV:かないみか レア度:C 初期HP/最大HP:1225/6177 初期ATK/最大ATK:1065/5971 「暗殺者」のサーヴァント。血染めの外套を纏った寡黙な少女。 真名は赤マント。昭和時代に語られた都市伝説に登場する怪人で、子供をさらって殺害する、吸血行為をする等様々な話が語られている。もちろん、一介の少女であった彼女が本当の赤マントであるはずがない。彼女が「赤マント」として現界することになったのには、以下のような過去が関係していた。 彼女はかつて学校でいじめに遭っていた少女で、周囲の大人の無理解によりその苦しみから逃れることもできなかった。やがていじめはエスカレートし、次第に追い詰められていった彼女は、ある行動を起こそうと計画する。普通――かどうかはわからないが、いじめを受けた人間が選ぶ逃避行動としては「自殺」というものがある。悲しいほど無力な少女だった彼女もそれを選ぶかに思えたが、なんと彼女が選んだ行動は、「いじめっ子を殺害する」というものだった。 計画は恐ろしいほど簡単なものだった。いじめっ子を人気のない場所へ連れて行き、自宅から持ち出した刃物で殺す。人気のない場所まで連れ出すのは、おかしなくらい容易であった。だがしかし、隠し持った刃物を相手へ突き刺すことができなかった。憎い憎い相手なのに、どうしても殺すことができない。恐ろしくなった彼女はその場から走り去り、逃げた先で刃物を自分の胸へ突き立てた。いじめが辛かったからではない。殺人を企てた己を恥じたからでもない。もはや理由などわからず、ただ衝動的に、結局彼女は「自殺」という手段で自分の人生に幕を引いた。 彼女が「赤マント」に選ばれたのには、いじめっ子を「次があれば必ず殺してやる」という無意識下の思いがあったからなのだと本人は語る――語るだけで、本当のことは決して語ろうとはしない。 宝具は「紅血外套・怪人伝説(こうけつがいとう・かいじんでんせつ)」。 パラメータ:筋力:D 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:E 宝具:B 保有スキル:気配遮断:A 殺人技術:B+ 無辜の怪物:C 吸血:C
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○月××日。 患者が一人、緊急搬送されてきました。 左腕及び左肩から首にかけてが欠損しており、猛獣に喰われたかのような傷痕でした。 即座に叩き起こされたドクターが処置をするが、処置も虚しく死亡。 何らかの事件性あり。 同月○×日。 失神し泡を吹いていた男性が緊急搬送。 顎を砕かれていたようで、命に別状はなかったが処置を施し入院。 経過観察に訪れ、その後の体調にて数回質問したところ「俺ももうすぐ殺される」「アイツが負けるからこんな目に」と譫言のように繰り返しており、自傷行為及び暴力行為に走るようになりました。 重度のショック状態にある可能性が考えられます。 メンタルケア専門のスタッフは慎重に対処にあたり、他スタッフが彼に接する場合はドクターの許可を得るか、メンタルケアスタッフ最低一人の同伴を原則とします。 同月×○日 完全に自我を喪失した女性が搬送されました。 何を話しかけても壁や天井を見るだけで、こちらの言葉には一切の反応を示しません。 手の甲に奇妙な痣を発見しましたが、それ以外傷は存在しませんでした。 「この痣は何か」と問うと、酷く錯乱し窓から飛び降りようとするなどの自殺行為に走ります。 よって、今後彼女に「痣に関する質問」をすることは許可されていません。 現在、彼女は強化ガラスと強固な鍵で窓を閉じた病室に収容されています。 彼女は現在、この病室から出ることを禁じられています。 収容から二日後、彼女の処置のため近づいたスタッフが痣が消えていることを確認しました。 原因は不明。 カタリ、とキーボードを叩く音がする。 凝った肩をぐるりと回し筋肉を解す。 肩凝りは現代に生きる者として切っても切れない面倒事の一つだ。 しかし毎度のように深夜まで患者の資料を纏めているここ最近は、面倒事というよりもはや難病と称した方が正しいぐらいには悪化している。 難病を一瞬で解決する万能薬でもあればいいのに、と思うが残念ながら医学はそれほど便利ではない。 ドクターの仕事がここまで身体を酷使するものだとは思っていなかった。 最近は患者も激増し、奇妙な症状も多い。 変な事件でも起こっているのかと勘繰ることもあるが、所詮妄想。 起こっていたとしても自分にどうこうする力はないし、するつもりもない。 願うことならば、巻き込まれないことを祈るのみだが―――。 「もうこんな時間」 肩凝りの軽減に背筋を伸ばすと、ふと時計が視界に入った。 時刻は23時を過ぎている。 東京ともなればまだまだ深夜と呼ぶには早い時間だが、暗くなって帰宅するのも中々辛いものがある。 「…帰ろうか」 途中まで纏めた資料を保存し、己の仕事机を後にする。 そそくさと出口に向かう。 己の仕事場とはいえ夜の病院はまだ馴れない。振り向けば何か"出る"のではないかと怯えてしまう。 出口には、警備員が立っていた。 無言のまま通り抜けるのも失礼だろうか、と思い一礼。 「ああ、今帰りかい?」 「ええ。ちょっと遅くなってしまいました」 たわいもない会話を済ませ、警備員に背を向ける。 ああ、この時間だと何時の電車になるだろうか。 「そうかい。最近物騒だからね―――帰り道には気をつけなよ、アンジェラ先生」 背後の警備員の言葉に笑顔で対応しながら、その場を去った。 ○ ○ ○ 予兆も兆候もなしに。 唐突に、ソレは訪れた。 ぴちゃり―――聞き慣れた、滴る血液の音。 ぐちゃり―――嫌というほど聞いた、肉が引き裂かれる音。 ゾブリ―――初めて聞いた、肉に牙が刺し込まれる音。 「え」 いつもの帰り道。何の変哲のない帰路。 日常の一風景に、非日常は現れた。 獅子の頭。山羊の胴体。蛇の尾。それぞれを合わせた三つの頭。 本来ならば同居することのない三つの身体が融合し、存在することのないモノを造り上げている。 ―――『キマイラ』。通称キメラとも呼ばれる、ギリシア神話の怪物である。 獅子の頭はヒトらしき腕を食い千切り食道に押し込んでいる。 山羊の頭はこびり付いた血液を落とすためか左右に頭を振っている。 蛇の頭はヒトらしき頭部を食い破、その中身を啜っている。 一体、どれだけの人間が犠牲になったのだろう。 雨が降り注いだあとのような規模の血溜まりは、流れ出し排水溝に吸い込まれていく。 細かく散った肉片はもはや『ヒトだったもの』なのかどうかさえわからないほど、醜い。 余りにも多く散ったソレは、元のヒトがどれだけの人数だったのかさえわからない。 何せ、原型を保っている頭部さえ見当たらないのだ。 ソレを目の当たりのした女性―――アンジェラは即座に引き返そうとするが、脚が脳の指令を受け付けない。 恐怖もある。人間として、生理的な嫌悪感もある。 それらが吐き気として食道を迫り上がる。 だが、原因は違う。 彼女が脚を止めている理由は、この惨劇による恐怖ではない。 知っている。 この惨劇を、彼女の脳は知っている。 『■はお■たちに寛■■接して■た』 ?がれた四肢。潰された頭部。 向けられた銃口ごと人体を潰す、暴力の権化。 『■を■れ以上怒■■るつもりなら』 ああ、恐ろしい。 思い出したくもない記憶が、彼女の脳裏に蘇る。 憎悪。暴威。暴怒。その、根源。 あの化け物は、四肢を捥ぐといった。 あの化け物は、あらゆる方法を探し出し殺すと。 ああ、蘇る。 一番忘れていたかった、死に対する絶対的な恐怖を。 『私の話が分かったか、アンジェラ―――?』 記憶が戻ってくる。 SCP財団。アンジェラ・ラングレー博士。アベル。 失われていた記憶が脳髄に帰還する。 なぜ失われていたのかは分からない。財団に記憶処理でも施されたか。 右手の甲に痛みと共に痣が浮き上がっていたが、眼中にない。 記憶の混乱。己が何故医師として生きているのか。財団はどうなったのか。 そして、目の前のキメラは、SCPなのか。 だとしたら、財団は何故収容に訪れないのか。 疑問と不安が頭の中で渦を巻く。 (でも、まずは、気付かれていない内ににげないと) 元来、彼女は度胸のある人間ではない。 声は小さく、ネズミに似たと形容されるほど弱弱しい。 だからこそ。 目の前に迫った脅威に、冷静に逃走することができなかった。 カツン、と音がした。 思わず己の足下を見る。 喰われたヒトの所有物だろうか―――血液と肉片に塗れた、タブレットが落ちていた。 蹴った。足が当たった。あまりの緊張で、足元を見ていなかった。 恐る恐る顔を上げる。 大丈夫だ。先程までキメラは食事に夢中になっていた。 大丈夫だ。先程までキメラは此方を見てすらいなかった。 大丈夫だ。だって、こんなに小さな物音だもの、気付かれるはずが――― 「―――あ」 鎌首を擡げた、蛇と。 目が、合ってしまった。 思考が停止した。あらゆる思考が彼女から消失する。 または。 現実を受けいれられなかった彼女の精神が、目の前の事象を拒絶していた。 蛇の頭が、疾駆する。 獅子の尾として、蛇の頭としてその長い身体をくねらせ牙を出す。 首を獲らんと迫るソレに、アンジェラは抵抗することすらできない。 アンジェラは、博士だ。技術職であり、戦士ではない。 むしろ、戦闘能力なら財団の兵士より格段に落ちる。 だからこそ―――アンジェラは目を閉じることしか出来なかった。 弱者なりの、抵抗。 少しでも残酷な世界を見ないように、目を瞑ることしかできなかった。 そして、目を閉じた彼女の首に蛇の牙が食い込み――― 「GIYAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」 蛇の、頭が落ちた。 頭を失った蛇、及び尾を失った獅子は激痛でのた打ち回る。 当たり前だ。キメラからすれば、三つある頭の一つが落とされたのだ。 尾とはいえ、その激痛と損害は計り知れない。 そして。 「おや。頭が三つあるというのに、よく周りが見えていないようだ」 男の、声が聞こえた。 恐る恐る、目を開く。 ひらりと風に舞う、赤のカンフー服。 しなやかに伸びたおさげが優雅にたなびく。 拳法家。脳裏に浮かんだのは、そんなイメージだった。 「宝の持ち腐れならぬ…頭の持ち腐れ、といったところですかね」 「あ、あなた、は」 「…?ああ、貴方がマスターですか?名乗り遅れました。 サーヴァント、アサシン、真名を『風』。気軽にアサシン、と呼んでください」 男…アサシンは、血溜まりの中で不釣合いなどの柔和な笑みを浮かべる。 アンジェラは何も返すことはできなかった。 ただただ、現状の把握のみに努め―――それすらできない現状に、再び頭を抱えた。 「まずはこの獣を仕留めてから、ですね。 …複数の獣の合成とは趣味の悪い。ヴェルデですらこのような悪趣味なものは作らないでしょうに」 そしてアサシンは哀れむように目を細め、ポツリ、と零す。 「…貴方達も被害者なのでしょう。残念ですが―――此処は、遠慮なしに、圧倒します」 ○ ○ ○ それからの決着は一瞬だった。 秒すらかからないスピードで山羊の頭を足刀で落とし、獅子の頭を締め上げる。 三秒にも満たぬ戦闘。 その後、 『恐らく、キャスタークラスの置き土産でしょう。敗退したがこのキメラだけ運良く逃げ切れたのか、それとも元より放し飼いだったのか。 主を失い枯渇した魔力を補給するため人を喰っていたようですが――どちらにしろ、私が手を下さずとも消えていたでしょう』 と何やら語り聞かせてくれたが、何一つ理解できなかったのでこの話は置いておくことにした。 そして、現在。 血溜まりの中ではまた面倒事に巻き込まれる、と移動を促したアサシンと共に逃げた私は―――現在、喫茶店にいる。 「…貴方は何者なの?あ、私はコーヒーお願い」 「ですから、サーヴァントアサシンと。貴方も聖杯を望むマスターでしょう?あ、私はおかまいなく」 「…聖杯?」 「…知らないのですか?」 注文を済ませながら会話を進めるが、どうも要領を得ない。 致命的な認識の差が生まれているような、モヤモヤした感覚が残る。 「財団の人間ではないの…?SCP収容の特別部隊の人間とか…私の護衛を任された部隊の者とか」 SCP財団の博士は、貴重である。 Dクラス職員程度なら掃いて捨てるほど存在するが、博士という職につく人間は有限だ。 それをこのような危険な場所に、死地に一人で送るような自殺行為はしまい…だからこそ、このアサシンは護衛の人間なのではないかと推測した。 だとしたら、今の今まで記憶を失いドクターとして働いていたのも、先程のキメラも何らかのSCPの影響かもしれない。 淡い期待を胸に、小さい声で問いかけた。 すると、アサシンは少し考える素振りをみせると――― 「そうですね。貴女の言う通り、財団の人間です。部隊名『アルコバレーノ』。貴方の護衛、及び外敵の駆除にやって参りました」 と。 考えうる限り、最良の答えが返って来た。 「…ほ、本当なの?」 「ええ。貴女の味方ですよ。私が命じられているのは貴女の護衛。 やむを得ず戦闘になる場合まありますが、その時は任せてください」 ニコリと笑うその顔に、肩の力が抜ける。 それと同時に、ドッと疲れが溢れ出た。 相当精神に堪えたのだろうか。我ながらなさけないと思うが、こればかりは仕方ないと思う。 ああ、本当。 世の中は恐ろしいことばかりだ、と。 抜けた腰は、しばらく戻らなかった。 ○ ○ ○ 「はて。どうしたものか、ですね」 己がマスター、アンジェラ・ラングレーを自宅に送り届けた後。 アサシン『風』は、一人その屋上にて佇んでいた。 (どうやら、此度のマスターは聖杯戦争について何の知識も持っていないらしい。 これが全てのマスターに当て嵌まるものなのか、それとも私のマスターにだけ当て嵌まるものかはわかりませんが) 冷たい夜風が頬を撫でる。 こうしていると、昔の仲間を思い出して少し頬が緩むが、生憎そんなことをしている場合ではない。 赤ん坊の頃が懐かしい―――この大きな大人の身体が一番だが、あの頃の身体も懐かしい。 聖杯戦争。サーヴァント。魔術に心得のない人間に教えたとしても返って混乱を増すだけだ。 故に、その場で話を合わせてしまった。 部隊名も財団から派遣されたというのも、すべて嘘っぱちである。 (騎士などではないことが救いですかね。上手く話をつければ戦闘になってもこのまま押し通せる…は希望的観測過ぎますね。 そも、何故私がアサシンに…確かにヴァリアーのアジトに忍び込んだというか、鉢合わせたことはありましたけど) 潜入したことは数あれどアサシンにおいてはリボーンの方が上でしょうに、と続ける。 かといって戦闘では負ける気はないが。 アサシンに、聖杯にかける願いはない。 彼が願うのは、聖杯戦争という異境の地で拳で語り合い、猛者達と覇を競い合うこと。 謂わば聖杯などその副産物であり、彼が望むのは聖杯という『結果』ではなくその戦争という『過程』である。 だからこそ、結果としては聖杯が手に入らずとも構わないのだが、マスターがああでは先は不安だらけだ。 「さて、どうしましょうかね―――」 夜風を浴びて、無敵の武闘家と呼ばれた彼は、一人呟く。 その顔に影はない。 困難とは、あればあるだけ面白いものだ。 さて、この局面どう攻略したものか。 【マスター】 アンジェラ・ラングレー@SCP Foundation 【マスターとしての願い】 聖杯の説明を受けていないため、まだなし。 とりあえず記憶を失っていた原因がSCPによるものなのかどうか調べる。 【weapon】 特に無し。 【能力・技能】 特に無し。 【人物背景】 SCP財団所属の博士。 20代半の女性。 ふちの薄い四角いメガネでほとんど隠れた目に肩までのライトブラウンの豊かな巻き毛が特徴。 SCP財団は「SCP」と呼ばれる奇妙な物、現象、生物、場所そのもの等のSecure(確保)、Contain(収容)、Protect(保護)を目的として活動している。 割と他の博士よりかは常識人である。 今回の場では医者としての役割を与えられていた。 記憶を取り戻した後は、「財団による記憶処理をしなければいけない状況に陥ったのか」「それとも何らかのSCPの影響か」とも考えている。 聖杯戦争のルールどころか聖杯戦争自体をを理解しておらず、アサシンを今のところ自分の警護にやってきた特殊舞台程度にしか考えていない。 【方針】 記憶の一時的な喪失の理由を調べる。 SCPが原因なら…どうすべきだろうか。 聖杯戦争については一切理解していない。 【CLASS】 アサシン 【真名】 風(フォン)@家庭教師ヒットマンREBORN! 【パラメーター】 筋力C 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C 【属性】 中立・中庸 【クラススキル】 気配遮断 C 「暗殺者」のクラス特性。 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 天性の肉体(偽):B 生まれながらに完璧な肉体を持っていた訳ではない。 度重なる修行と武練により手に入れた完璧なる肉体。 武闘の一 A+ 己の身体の全て制御下に置く、卓越した身のこなし。 ミクロン単位での精密動作を可能とする。 精神さえも己の制御下に置いているため、精神干渉の類いを無効化する。 心眼(偽) A 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 呪われた赤ん坊 EX 選ばれし七人とも呼ばれる。 各分野にて卓越した技術を持った七人へとかけられた呪い。 今回はアサシンとしてのクラスで召喚されたため機能していない。 ティーチャー(教師)のクラスで呼ばれた場合、赤ん坊の姿で呼ばれ、指導に特化したサーヴァントとなる。 【宝具】 『爆炼疾风拳』(ばくれんしっぷうけん) ランク:C 種別:対人宝具 レンジ: - 最大補足:- 無敵の武闘家と呼ばれたその技術、その真髄。 研ぎ澄まされミクロン単位にまで正確に駆動する彼の肉体は、正確に狙った部位を破壊する。 また嵐属性の炎―――『分解』を司る炎を纏わせることにより、打撃は正確に撃ち込んだ場所に分解の追加効果を与える。 『龍焔舞蹈』(ばくりゅうえんぶ) ランク C 種別 対軍宝具 レンジ 30~40 最大補足 40 極限にまで研ぎ澄まされた拳法技術と嵐属性の炎が龍の形を為す。 あらゆるものを分解する龍の一撃。 その上、肉体と同じく精密な動作を可能とし肉体を傷つけず腕時計のみを破壊するといったことも可能。 対軍宝具であり分解能力を持つ嵐属性の炎のため攻撃力に特化した宝具であるが、風はスキル『武闘の一』により発動前及び後の隙を一切なくし次の行動に移ることができる。 【wepon】 なし。 強いて言えば肉体であり、作り上げた107の拳法である。 【人物背景】 武道の達人であり、無敵の武闘家と謳われた男。 107の拳法を生み出し、その時代の武闘家の中で随一の実力を持つ。 性格は武闘家らしく心身共に清らかで物腰は柔らかく、礼儀、言葉遣い共に良い。 弟子を導くことを楽しむ師匠としての一面も持つ。 呪われた赤ん坊(アルコバレーノ)として赤ん坊にされた経験を持つが、今回はアサシンとして召喚されたため全盛期、つまり青年期で呼ばれている。 また、暗殺者の格としては「CHAOS」が口癖のヒットマンより劣るが、こと戦闘では同等かそれ以上の拳法家である。 ティーチャー(教師)のクラスで呼ばれた場合、赤ん坊状態での召喚となる。 【サーヴァントとしての願い】 一人の武闘家として、拳と拳・武器で語り合うことが望み。 よって過程こそが目的であり聖杯には何の興味もなかったが―――? 候補作投下順 Back ルーラー/セフィリア=アークス Next 上田次郎&セイヴァー
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┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:京阿波根実基 【レベル】:60 【アライメント】:秩序・善┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:40 【耐】:50 【敏】:30 【魔】:30 【運】:20 【宝】:40┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:空空空 【HP】:280 【MP】:220 基本ダメージ:【筋】40、【魔】30 【基本軽減】:50 【回避】:30┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ / .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ... .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ... .. \ / .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ..∧ .. .. .. .. .. ヽ .. .. .. .. .. .. ヽ. ,' .. .. .. / .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. ./ ヽ .. .. .. .. .. ..i .. ... .. .. .. . ,' .. .. ...i .. .. .. .. .. .. ィ! .. .. .. .. .. i ./ \ .. .. .. ..| .. .. .. .. . ! .i .. .. .. ..| .. .. .. .. .. / .| .. .. .. .. .〃 _,,.-――ヽ .. .. ! . . . | . | ./ . .. | .. .. .. .. /-=! .. .. .. .//ィ_=-____ヽ ..| ハ |\ | | ハ .. .. .| ..i .. ..≠=-i .. .. . / イ八;;;;ノ ,イハ ハ ∧/ }ハ |ノ } | |ハ .. 从| .. 人辷ソ ../ ミ=―'" }i } / }!/ V / i } .. . 八 .. ハ  ̄..イ | / ´ ,/ | 八 . { } ..ハ ,,' r=く ハ | ヽ !/ハ / i } / }リ / .∧ ヽー - ./ j {ト.、 _ .ゝ `____ / iハ rイ > _ ヽ ´ _ ` , ,' j{ ,V У .| / ,' _,斗''¨´ | / ,ハ , ィ .,' /∧ ト、┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:C (種別:一般 タイミング:常時) 回避の判定にメイン:「+15」、サブ:「+8%」する。 情報収集の成功率を「+8%」、隠密判定を「60%」で行える。 サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 ○手(ティー):A++ (種別:一般 タイミング:メインプロセス 消費MP:20) メイン1で宣言して発動することができる。 1ラウンドの間【筋】、【耐】、【敏】を「+10」する。 人間もしくはそれに準ずるサーヴァントが相手の場合、さらに「+5」する。 また、メイン2メイン3で宣言することで判定に使用するパラメータを「+5」する。 琉球に伝わる伝統武術。脱力と剛力の複合による身体操作術。アサシンは手の元祖であり、 琉球における最古の徒手空拳使いであり、技術は最高峰である。 ○宗和の心得:B (種別:一般 タイミング:メインプロセス) 一度戦った相手に対して、メイン2で宣言することで発動できる。 下記の2つから1つを選択して発動できる。この効果は1ラウンドに1回である。 ・相手の【回避】のペナルティを「-15%」 ・ダメージの差分を1減らす 同じ相手に同じ技を何度使用しても命中精度が下がらない特殊な技能。 攻撃が見切られなくなる。 ○無私の心得:A (種別:一般 タイミング:常時) 同ランク以下の精神干渉によるペナルティを無効化する。 また、ペナルティの効果も最大100までしか受けない。 我欲を殺し、他者の為に己を捧げる生き方。 この心得を破った時には相応のペナルティが課せられ、アサシンの自殺は免れない。┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○無寸鉄(セジ・ハモン) ランク:D 種別:対人宝具 種類:武器 タイミング:メインプロセス 消費MP:80 この宝具が発動する前提として、その戦闘でアサシンが「メイン」でなければならない。 また、メイン1で【筋】で「連撃」を選択して、メイン2でこの宝具を宣言することで発動できる。 この宝具が効果を発揮する場合、連撃の最後の一撃だけ「必殺の差分表」として振る。 さらに基本ダメージに「+【宝】」する。対象が人間もしくは人間のサーヴァントで 差分判定が0だった場合、攻撃倍率を「300%」として扱う。 アサシンの研鑽の象徴であり、手(ティー)真髄そのものである。 流水の如き脱力から突き出される手刀は風よりも疾く、 鋼鉄の如き剛力から生み出される一撃は宝剣にさえ匹敵する。 その正体は極限の脱力と無双の剛力を瞬間的に切り替える神業である。 ○正拳突き(さいそくのいちげき) ランク:D 種別:対人宝具 種類:武器 タイミング:メインプロセス 消費MP:40 この宝具が発動する前提として、その戦闘でアサシンが「メイン」でなければならない。 また、メイン1で【筋】を選択して、この宝具を宣言することで発動できる。 この宝具が効果を発揮する場合、メイン2で攻撃を行う前に 「30」のダメージを相手に与える。この攻撃は【運】で判定で成功した場合のみ、回避することができる。 この攻撃が成功した場合、このラウンド中、【基本軽減】もしくは【回避】に「-20」のペナルティを与える。 アサシンの研鑽の象徴であり、手(ティー)真髄そのものである。 一つ一つの動作が洗練され、突き出された正拳は風より疾く、 相手が気づく間もなく、打ち出される。しかし、その真髄は威力に非ず、 正拳突きはそこから繰り出す連撃を決めるために作られた一撃である。 ○黒漆脇差拵 刀身無銘(治金丸) ランク:C 種別:対人宝具 種類:武器 タイミング:メインプロセス 消費MP:70 この宝具が発動する前提として、メイン1でこの宝具を宣言しなければならない。 この宝具が効果を発揮する場合、メイン2で攻撃を行う前に基本ダメージ「80」の必殺で攻撃できる。 この攻撃は回避、防御ができず、【運】で判定して、成功したら回避することができる。 また、この宝具はアサシンが任意で相手に渡すことができ、渡された相手も宝具の効果を発揮できる。 琉球王家に伝わる三種の宝剣である。常に王の身を守り、振るだけで 不可視の斬撃を放つ魔剣である。アサシンはそれを研ぐために京に上り、 そこで研ぎ師に贋作と掴まされ、3年間掛けてとりもどした伝承がある。 これは贋作ではなく、本物の方である。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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「七孔噴血……撒き死ねい!!」 TYPE-MOONの『Fate』シリーズにおける一作である対戦型ダンジョンRPG『Fate/EXTRA』に登場するキャラクター。 担当声優は 安井邦彦 氏。この声の拳法家と言えば烈海王…だったのだが今の声は衛宮の親父の方だ 氏は同作で(あーぱーじゃない方の)バーサーカーも演じている他、 『Fate/Grand Order』でも新たに複数の役を兼任してるが、ヘリトールヘクトール以外、唸り声や咆哮をあげるバーサーカーしかいない。 月の聖杯戦争に参加しているユリウス・ベルキスク・ハーウェイのサーヴァントで、暗殺者のクラスの英霊。 EXTRA主人公の五回戦での対戦相手である。 武芸者の姿をした赤毛の男性で、一人称は「儂」。 饒舌で猛々しい性格にして、武の真髄として暗殺拳を習得した武芸者。 基本的に義を通すが悪もまた良しとする性格で、見せかけの概念にこだわらず理に適うかどうかで判断を下し、 道理に合わない殺人はしない合理主義者でもある。 よって、自身を拳法家というより殺し屋の類いと自認しているが、それを卑下する事も誇る事も無く、 同時にユリウスの手段を選ばず冷酷なまでにただ目的を遂行するだけの戦闘方針にも不満は無い。 A+++という最高ランクのスキル「中国武術」を持ち、不意打ちや奇襲を主体とする英霊が多いアサシンの中では、 異例とも言える程に直接戦闘に秀でており、体術のみで三騎士のクラスともまともにやり合える程。 しかし真に恐ろしいのは、気を操作して天地と合一し姿を自然に透け込ませるスキル「圏境」で、 これにより気配はおろかその姿や匂いさえも消失させてくる上に、魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、 魔術理論に生きるものには絶対に感知する事ができない。 ただ、ドラマCDによると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回すせいで幾分か効果が薄れるらしい。 なお、月の聖杯戦争では基本的にムーンセルがマスターに相性の良いサーヴァントをあてがうのに対して、 このアサシンはユリウスが召喚したのではなく別の誰かが召喚して連れてきたようなのだが、 その方法や詳しい経緯ははっきりしていない。 + ネタバレ注意 「くはははははははは!!!! 滾る滾る!! 血が!! 肉が!! やはり武とは生き死にあってのもの! 年老い、なにを悟った気になっていたのやら──所詮は俺も、血に飢えた窮奇と同じか! いいぞ、若返るようだ! お主らは強い! ここまでのどの敵よりもな! さあ、力比べだ!! 極致のその先を──見せてみろ!!」 真名は「魔拳士」や「神槍」、さらには「凶拳」の異名を持つ、李氏八極拳の創始者である中国拳法家「李書文」。 格ゲー的にはこの人のモデルになったお方である他、 ナムコとスクウェアが手を組んだ『エアガイツ』でも当の御本人が参戦している (現代でとうに死去後の遺体にとある組織が行った処置で蘇生され、晩年の老いた姿から日に日に若返っている…という設定。ベンジャミン・バトンか?)。 李書文の剛打は、牽制やフェイントの為に放ったはずの一撃ですら敵の命を奪うに足るものであり、 「李書文に二の打ち要らず」と評された程であった。 中国各地でその高い実力を知られるようになると、滄州の一流派でしかなかった八極拳は李書文の名声と共に有名になっていったとされている。 が、後述にもあるように本人の気性の激しさに加え、稽古や実戦で数多くの人を殺傷するなどの悪名もついて回った事、 さらには同時代に書文を上回る名声を得た武術家がいた事などから、日本に比べると中国本土での知名度は低いんだとか。*1 日本においては原作:松田隆智、作画:藤原芳秀によるカンフー漫画『拳児』において、 登場人物らの八極拳流派の創始者として度々過去の逸話シーンとして彼が登場しており、 特にコミックス最終巻は一冊まるごと書文の若き修業時代から壮年の頃に毒殺されるまでを描いた番外編となっている程。 相手の胴体に頭部を振り下ろした拳でめり込ませて殺した、軽い牽制のつもりで打った短勁(ショートパンチ)で相手を即死させた等、 およそ人間離れした実力の武術者だったとして描かれている。 …が、それら全てが現代に残る御本人のエピソードとして事実伝わっているというのだから驚きである。 遺族は「神格化はやめてほしい」「毒殺じゃなく病死です」って見解なんだけどね… そして『Fate』李書文についてはここらへんの『拳児』李書文の描写をがっつり拾ってオマージュしている。 主に戦犯は李老師をサーヴァントとして激推ししてたミスター陳…もとい琥珀…というか『コハエース』『帝都聖杯奇譚』作者 また、生前に彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、 八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言われるため、ランサーの適正も備えている (というかぶっちゃけ本人は拳術や体術よりも生涯に渡って槍術を最重要視していたとか ちなみに上述した『エアガイツ』でもこの要素が取り入れられており、キャラ毎に設定されている武器技として槍が使える)。 加えて、弟子の劉雲樵をして「殺されるかと思った事が何度もあった(意訳)」 と称される程に非常に気性の激しい人間であったという逸話からバーサーカーの適正も持ち、 原作『Fate/EXTRA』後半においては実際にある事情でアサシンでありながらバーサーカーのクラスでもある、 「二属性持ち(マルチクラス)」へと転じている。 また、このときは自我がほとんど失われて終始雄叫びをあげていたため、一部のファンから「暴走した八神」と呼ばれていたのは言うまでもない。 一応身内には優しかったとされている他、晩年には近所の子供達に武術を教えて慕われていたらしい。 また上記のクラス適正とは別に青年(=肉体的な全盛期)と老人(=精神、技術的な全盛期)の二つの姿で召喚される可能性を持っている。 『EXTRA』企画段階では二つの姿を持つサーヴァント、発売後のマテリアルでは「ランサーで召喚されると老人の姿」という設定だったが、 後年の作品では年齢とクラスの各種組み合わせがそれぞれ別の霊基として存在するという設定に再整理されており、 『帝都聖杯奇譚』では老ランサー版、『FGO』では若ランサー&老アサシン版が登場している(老アサシンは『Samurai Remnant』にも登場)。 无二打(にのうちいらず) 対人宝具。 英霊の象徴たるアイテムではなく、十二の試練などのように生前に到った技術や逸話が宝具として昇華した存在。 達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力もさる事ながら、 自身の気で周囲の空間を満たす事で形成したテリトリーで相手の「気を呑む」事で相手の感覚の一部を眩惑させ、 緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込む事で迷走神経反射(つまりショック死)を引き起こし心臓を停止させる。 西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。 つまりは当たりさえすれば一撃必殺の即死技なのだが、李書文が厄介なのはスキル「圏境」を併用して不可視でこれを放ってくる事にある。 ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」事ができず、効果は致命傷程度に留まる。 猛虎硬爬山(もうここうはざん) 対門宝具。生前の李書文が最も得意だったとされる絶招(奥義)。 无二打はあくまで相手の心臓を停止させる対人用の一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 + マスター「ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ」 「……オレに、殺しを愉しむ趣味はない。 すべて仕事だ。簡潔に済ませろ」 黒ずくめの衣装が印象的なコートを纏った細身の青年。 担当声優は羽多野渉氏。 ドゥエ!はしない。 常に周囲へ殺気と威圧感を振り撒いており、その正体は型月世界に存在している大企業「西欧財閥」の諜報機関員。要するに殺し屋。 なお、物騒な設定に反したその低い身長がよくネタにされたりする。具体的に言うと女子高生とそう変わらないくらいの背丈 西欧財閥はカール大帝が創設した神聖ローマ帝国を母体としてかなり昔から人類規模の経済活動を行っている組織だが、 『EXTRA』の世界線では神秘の崩壊に伴い世界を維持管理している絶大な権力を有する一大勢力と化しており、 「これ以上の技術進化は不必要である」との考えと、ムーンセルへ到達する手段(宇宙開発)を封じるため、 徹底した資源管理により技術革新を封印し(その結果表立った人類の技術は2000年代のそれから停滞し続けている)、 西欧財閥の支配による停滞した平和を覆しかねない聖杯を危険視し、これを入手・処分する事を画策していた。 ユリウスはその財閥の次期当主であるレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイの異母兄の青年であった。 とはいえ、ユリウスの方は庶子でありハーウェイの家督には縁が無く、本人も興味は無い。 元はハーウェイの子として生み出されたデザインベビーだが、胎児の状態で期待されていた全ての能力値が低く、 ホムンクルスと同じく短命と判明して「利益を生まない」という理由で廃棄されたが、強靭な精神力で生き延びる。 そして6歳の時、大人達の言う「利益」を生み出すため薬によって成人の体に成長し、 三年後に生存価値を認められ初仕事を終えた事で対テロ部隊に身を置くようになる。 それからも強靭な精神力によって部隊の荒くれ者達を纏め上げ、西欧財閥の対テロ部隊の隊長にまで這い上がり、 ハーウェイに敵対する者のことごとくを葬ってきたのだが、 決して殺人を楽しみとする殺人狂ではなく、ただ義務としてそれを遂行してきた職業的な暗殺者。 聖杯戦争に参加したのも同じく参加したレオナルドを勝たせるためで、彼の障害となる者をアサシンを使って悉く排除していた。 レオの優勝は即ち自身の死でもあるにも拘らずそれも承知の上だが、「弟のため」を口にしながら、その実レオ自身には特別な思い入れは無く、 あくまで「ハーウェイの一員としての義務」で行動している。 + 他作品における活躍 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』 老年期がランサークラスとして召喚された。 マスターは言峰花蓮。 バーサーカーとの戦いでは相手が再生能力持ちだったため相性の悪さから苦戦を強いられ、セイバーに後を任せて一時撤退。 その後のアサシン戦ではマスターを人質に取られて槍を失い追い詰められるが、抵抗する花蓮を害したアサシンに怒り、素手で撃破。 最終決戦まで生き残りセイバー、アーチャーに助太刀する形でキャスターとの戦いに参戦するが、 共闘していたアーチャーが聖杯を起動させるべく放った突然の不意打ちを受けて消滅。 このアーチャーは英霊数騎分の魂の持ち主だったため、セイバーを残しつつ起動した聖杯を託して逆転するという手段が可能であったのだが、 そのためにはどうしてもセイバー及びキャスター以外の他のサーヴァント全員、つまりアーチャー自身と李書文が敗北している必要があったのである。 なお、それでもまだ余ったらしく終結後に余剰分がちびアーチャーの分体として独立した 『Fate/Grand Order』 当初、青年期のランサークラス「神槍 李書文」が実装。 メインストーリーでは1部第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』にて、 西暦1783年のアメリカではぐれサーヴァントとして召喚される形で登場した。 一度は戦力が不足しているエジソン達に会っていたが、エジソンが抱えている物に気付くと協力を拒否して立ち去り、 強敵を求めてケルト兵やシャドウサーヴァントが跋扈するアメリカの荒野を一人で彷徨っていた。 そんな中、自分が探していた強敵であるスカサハに興味を持たれた事が切っ掛けで主人公らと一戦交え、 その結果彼女と槍を交えるまではエジソンとメイヴのどちらの味方にもならないという盟約を交わしてその場を去る。 その後、クー・フーリン・オルタとの戦いに負けて戦闘不能に陥ったスカサハの前に現れ、 彼女の求めに応じて主人公らへの援軍として戦いに趣き劣勢に立たされている北部戦線に参戦。 かつてドラゴンを素手で倒したベオウルフとステゴロ対決の末に彼に勝利を収めた。 宝具「神槍无二打(しんそうにのうちいらず)」はアサシン霊基で使用する「无二打」と同じ効果だが、槍を持つ分レンジが幅広い。 生前の「壁に止まった蠅を壁を傷つけずに槍で貫いた」という逸話から、精密動作性も素手とさして変わらないらしい。 一撃必倒とか言ってるのに三回攻撃してるじゃねーかとかツッコむのは禁止*2 カード構成はArts型な他、クリティカルアップやスター集中を備えておりクリティカル系のアタッカーとなっている。 特筆すべきはスキルに必中と無敵貫通、宝具に防御力無視を備えている点であり、これにより居直りが得意なエネミーの攻略に適している。 ただしスキル効果が1ターンしか持続せずチャージターンもそこそこ長めな上に、Arts属性のカードは継続的にスターを出せないので、 パーティ編成時にスター生産役のサポーターと組ませたり、スターを毎ターン補給できる概念礼装との併用が必須である。 その後、2部Lostbelt3章「人智統合真国 シン」の中国の異聞帯にて、 始皇帝に仕える親衛隊のリーダーである「衛士長」として老年期が登場。ただし、シナリオ中では一度も本名で呼ばれる事は無い。 が、イラストの画風やスキル名、なによりもインパクトのあり過ぎる宝具のおかげで正体は割とバレバレだった 厳密に言えばこの人物はサーヴァントではなく、汎人類史とは別の歴史を歩んだ李書文、 つまりは生身の人間だが始皇帝から賜った仙術により、およそ百五十年以上という長い年月を生きている。 シナリオ終盤では異聞帯を攻略しに来たカルデア一行の前に同じく親衛隊であるヒラコー韓信と共に立ちはだかり、激闘を繰り広げるも敗死した。 なお、この衛士長とのバトルは相手にする人数こそ一人なものの、 プレイヤー側の回避or無敵状態に対し、必ず無敵貫通スキルを使用して防御を無効化+確率で即死させる単体宝具「无二打」 アサシンクラスなのでチャージゲージが短く、上記の強力な宝具を短いスパン(3ターンに一度)で放ってくる 1ターンの間、回避状態を付与する「圏境(極)」や自身へのデバフを受け付けない弱体無効状態になる「陰陽交差」などの厄介なスキル ブレイクゲージを削る度に解除不可の攻撃力上昇やクリティカル威力アップ状態を付与するギミック 防御相性で有利なはずのキャスタークラスやルーラーでさえまともに喰らうとほぼ耐えられない圧倒的な火力 と言った彼自身の強烈な攻撃性能だけでも脅威だが、サポート役である韓信からの妨害及び支援がこれまた曲者であり、 衛士長の体力が減る度に攻撃力をアップさせるサポートスキル 上記の効果に加えてターン終了時に衛士長のチャージゲージを増加させる(これにより2ターンに一度即死級の無敵貫通宝具が飛んでくる) プレイヤー側のパーティー全体へ定期的に混乱状態(スキルが使用できなくなる)を付与 シナリオの展開により戦闘開始から4ターンの間はマスタースキル使用不可(解除不能) 等々、これら以外にもあの手この手で仕掛けてくる数々の厄介極まりないデバフも相まって2部3章における屈指の難所となっており、 当時は無敵貫通攻撃をも防ぐ宝具を持つアルトリア・キャスターの登場前だった事もあって数多くのプレイヤーを苦しめた。 でも魅了と豚にするのだけは勘弁な! その後、2019年の正月イベント『閻魔亭繁盛記』では按摩の達人及び警備員としてサーヴァントの方もシナリオに登場し、 同イベントのピックアップ召喚2で実装された。「くっ……!癒やせ!」 同作ではこちらがアサシンのクラスになっている。 こちらもカード構成はArts型、かつクリティカル威力アップやスター集中度アップのスキルを備えたクリティカル系のアタッカーで、 スキル効果が1ターンしか持続せずチャージターンも長めな部分も同様だが、 クラススキル「老練[A+]」にArtsカード性能アップとスター発生率アップの効果があるため、ランサーと異なり素殴りによるスター稼ぎもそこそこできる。 とはいえ、Artsカードがスターを出しにくい点はそのままなので、こちらもサポーターと共に編成した方が無難だが。 Artsのヒット数こそ多くは無いが「老練[A+]」の効果も相まってクリティカル込みでNPを回収して宝具を連射する動かし方が強い。 正規の聖杯戦争の場合、青年期の方は聖杯にかける願いは特に無し。 一方で老年期の方は、青年期の自分を呼んで素手と槍のどちらの自分が上か戦って(殺し合って)確かめてみたいらしい。きゃあ、じぶんごろし。 『Fate/Samurai Remnant』 老年期がアサシンクラスとして登場。 逸れのサーヴァントとして召喚された。 史実の事を踏まえるとある意味では未来人だと言えなくもない。 余談だが同作にはマスターとして鄭成功が登場しているため、李書文の登場が発表された際には中国のファンの間で話題になっていた MUGENにおけるアサシン(Fate/EXTRA) joan quiñones氏による、『JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。 高いコンボ性能による近接戦を主体にして戦う性能をしているが、地面を砕いて岩を飛ばす広範囲攻撃や衝撃波を放つ飛び道具もある。 技の節々に炎っぽいエフェクトが使われているが中の人ネタと思われる 頂心肘や震脚など有間都古っぽいモーションもあるが、この人が本家なのでしょうがない。 超必殺技の「无二打」は『Fate EXTELLA』の演出が再現されている。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画(公開先へのリンクあり) 出場大会 「[大会] [アサシン(Fate/EXTRA)]」をタグに含むページは1つもありません。 *1 中国では「武を振るうには相応に正しい『義』の理由がいる」という風潮があり、 ただひたすら強者との闘いを求めた当項目アサシンのようなタイプは必然的に人気が出にくい。 同様の理由で三国志武将では呂布の人気が昔からイマイチだったりする。 そして、そんな本国で人気の無い中華の武人ツートップを同国の英霊としてまずキャラにするのが『Fate』シリーズのひねくれっぷり(称賛)である ジャッキー・チェンがブレイクする以前のカンフー映画の多くが、 「主人公の周囲の友人や家族が殺されたから敵討ち」「おふざけも何も無いシリアス一辺倒、目的のため無駄の無い殺し合い」 というストイックさなのはこの辺りの事情が絡んでいる。 この人の映画なんかモロにその典型のストーリーだし *2 尤もこれは攔・拿・扎(ラン・ナー・チャー)という六合大槍における基本中の基本とも言える技で、 (内から外へ相手の槍を払う右捻り突き・外から内へ相手の槍を押さえつける左捻り突き・無防備になった相手へとどめを刺すための捻り無し突き)、 という一連の動きを忠実に再現したモーションとなっている。 つまり三つの突きで一つの技と考えれば矛盾していない……はず。 老人の方は正しく一発で大ダメージを奪うのでどうしても比較されてしまうけど
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雨のように注ぐ文字列を、順を追って把握していく。 情報コードの奔流の中、それらを的確に認識し、最適解を打ち込んでいく。 犬童雅人――オーヴァンにとっては、朝飯前の芸当だ。 「The World」の裏側で、凄腕のハッカーとして名を馳せた彼には、この程度のプロテクトなど無いに等しい。 (いや) あるいは、そうではないのかと。 最初から外部の人間が、ある程度侵入しやすいよう、セキュリティを緩めているのではないかと。 手応えの乏しいハッキングに、雅人はそう仮説する。 自分だからできるのではない。 もちろん複雑なセキュリティなのは確かだが、いくらか腕前で劣るハッカーであっても、何とか侵入することはできるはずだ。 条理の裏側に巣食う魔術師達が、秘密裏に開催した宴にしては、少しばかり不用心だ。 「試されるのはいい心地がしないな」 要は予め用意した穴を、見抜いてくぐり抜けられるか。 これもまた参加適性を見るテストなのだと、そういう主催者の意図を察して、雅人は苦笑しながら呟いた。 人を試して利用するのは、元よりこのオーヴァンのキャラだ。自分が試されるのは面白くない。 (とはいえ) 必要な過程はこれで満たした。 天才ハッカーたる雅人の意識は、目的のデータへと向けられる。 無数に名前を連ねたリストは、この聖杯戦争の参加者名簿。 そこには参加者の名前と、参加に至る経緯が書かれていた。 「アクセス」と書かれている者は、恐らく自分と同じように、ハッキングによって侵入したのだろう。 そしてそれが、主催者達にバレている。どうやら自分のように、ここまで素通りできた者は、そう多くはなかったらしい。 (それ以上に目を引くのが……) 「アクセス」以上に目につくのが、「ゴフェル」と書かれた者達だ。 情報を呼び出す。名簿に記された単語を、適当な検索エンジンにかける。 ゴフェル――かのノアの方舟の材料として用いられた樹木だ。 しかし創世記において、それ以外の項目で語られてはいない。世間一般の知名度としては、かなりマイナーな部類に当たる。 雑学好きな雅人でさえ覚えていなかったのだから、見落とされる率としては相当なものだろう。 (であれば) ならばこれは外部ではなく、内部で用いるためのアイテムだ。 わざわざ特記したということは、聖杯戦争で使用するために、そういう名前のアイテムを用意したということだ。 再度ムーン・セルのデータを漁り、必要な情報を呼び出す。 呼び出された結果は、ゴフェルの木――聖杯戦争の舞台たる、「方舟」と呼ばれるスペースへ、参加者を召喚するためのもの。 同時に、これを参加者に持たせるために、あらゆる土地や空間に、ばら撒いたことが判明した。 (随分な大盤振る舞いだ) そしてこの「ゴフェル」だが、その比率が異常に高い。 ざっと目算しただけでも、ゴフェルの木に触れた参加者は、優に200を超えている。 こうなると、たまたまそうとは知らずに、道端に転がっていた棒切れに触れていた――なんてこともあり得そうだ。 「あるいは、それが……?」 しかし、逆に考えればどうか。 あるいはそうした偶然性こそを、主催者が優先していたのならどうだ。 彼らの求める本懐は、予め聖杯戦争の存在を知り、願望器に釣られておびき寄せられた者ではなく。 何も知らぬままに木片に触れ、偶然聖杯戦争に呼び出されてしまった、その運命性を求めているのではないか。 当人には不幸かもしれないが、偶然幸運を手繰り寄せた、その力こそを欲しているのではないだろうか。 (だとしたら、ロマンチストな魔術師サマだ) 魔法がロマンの産物だというのは、それが常識とされた世界においても、案外変わらないのかもしれない。 そんなことを思いながら、雅人は名簿に手を伸ばす。 新たに書き込んだ名前は、自らのPC名・オーヴァンだ。これで雅人は参加者として、この聖杯戦争に潜り込める。 万能の願望器の力をもって、妹・愛奈の命を救う――その可能性に迫ることができる。 (入り込めるのはここまでか) 残念ながら、それ以上の権限は、彼には行使できなかった。 欲を言えば、自分の手駒も、使いやすいものを設定したかったのだが、そこには高度なプロテクトがかけられている。 やはりここまでの道筋は、敢えて入り込みやすいよう、戸を緩めておかれたものだったらしい。 まぁいい。そこは当人の腕で、何とかカバーするだけだ。 できないことには手を出さない。無理にアクセスしようとすれば、セキュリティに弾かれる可能性もある。 雅人はそう判断し、そのまま方舟の入り口へと、方向を転換していった。 「――思ったよりもかかったな」 穂群原学園の英語教師・オーヴァン。 似合わない学問を教えていたのは、西洋風の名前で登録していたからだろうか。 ともかくも彼が、夜の職員室で目覚めたのは、方舟に侵入してから2日後のことだった。 持ち物を確認してみると、彼の机の引き出しには、木でできた杭が入っている。 ここに侵入する過程で、ダミーとして作ったゴフェルの杭だ。 正常に機能していれば、自分の不正アクセスは、主催者にもバレていないことになるだろう。 (もっとも、それも怪しいものだが) 色眼鏡の下で、自嘲気味に笑った。 そもそも記憶を改ざんされた時点で、自分は主催者に存在を感知され、干渉を受けていることになるのだ。 その時点でアクセスがバレ、今はそれでも構わないからと、敢えて黙認されているのかもしれない。 多くのハッカー達が、監視を誤魔化せなかった理由を、身を持って理解させられた気がした。 「さて」 ぱちん、と右の指を鳴らす。 それが起動条件だった。スーツを着ていたオーヴァンの容姿は、見る間にその姿を変えた。 白を基調とした衣装に、青白く異様に長いマフラー。 それは彼のプレイしていたゲーム――「The World R 2」における、PC・オーヴァンの服装だった。 方舟内部で戦うための姿として、事前にPCデータのコピーを作成し、この場に持ち込んでいたのだ。 AIDAサーバー事件を考えれば、キーボード操作ができない状況も考えられたため、 こうした身体的なアクションのみで、直ちに起動できるようにプログラムしてある。 (なくなると心細くなるものだな) しかし、全てを再現できているわけではない。 「The World」固有のシステム――モルガナ碑文とAIDAだけは、コピーすることができなかった。 そのためAIDAを封印していた、左腕の巨大な拘束具も、このPCには存在しない。 忌まわしい仇敵ではあったが、戦う上で便利だったのは確かだ。それが持ち込めないというのは、残念ではあった。 (それにしても、少し目立つか) だがその特徴がなくなったとしても、地味とは言えない服装なのは確かだ。 もう一度指をぱちんと鳴らし、元の教師の服装へと戻る。 この状態のオーヴァンは、一介の英語教師でしかなかった。「The World」のパラメーターも、一切機能していない。 平時はこの服装でやり過ごし、いざ戦いが始まった時には、姿を切り替えることにしよう。 そう考え、杭を引き出しへと戻し、廊下へ出ようとした瞬間。 「……驚いたな。もう来ていたのか」 既に職員室の出入口に、他の人間の姿があった。 それが自身に与えられた駒――サーヴァントであるのだということも、オーヴァンは直感的に理解していた。 犬の尻尾か何かのように、長髪を後ろで縛った少年だ。 背は高く、丸眼鏡の向こうの瞳は、鋭くこちらを見据えている。 見た目通りの人間ではない。英霊として語られるに足る、優れた実力を有している。 「アサシンのサーヴァント――狼座(ウルフ)の栄斗だ。あんたが俺のマスターだな」 気配遮断のスキルを持つ、暗殺に特化したサーヴァント。 音もなく忍び寄ったのは、そのクラスの力の賜物か。 どうやら当たりを引いたようだと、名を名乗る少年を前にして、オーヴァンは笑みを浮かべていた。 「つまり、当分は戦うつもりはないと?」 「そうだ。魔力の供給に戻る必要もない。単独行動スキルのギリギリまで、外回りに従事してもらう」 合理的な判断ではあるが、回りくどい手を使う奴だ。 狼座の青銅聖闘士(ブロンズセイント)・栄斗は、目の前の色眼鏡の男に対して、そんな感想を抱いてた。 驚くべきことにこの男は、自分のスキルを確認した後、「しばらく元通りに過ごす」と宣言したのだ。 まずは単独行動スキルの下に、栄斗を偵察要員として放ち、他のマスターの様子を探る。 そうしてひと通りの準備が揃った上で、改めて行動を開始し、聖杯戦争に参加する。 逆に準備が整うまでは、己の令呪もひた隠しにし、マスターとしての行動は何もしないと言ってのけたのだ。 「おれの身なりは見ての通りだ。令呪さえ隠していられれば、正体がバレることもない」 「確かに、さっきの服装よりは自然だろうな」 「そこへお前の持つスキル……気配遮断と単独行動だ。このアドバンテージを使わない手はない」 今後どんな強敵と当たるか、分かったものじゃないからなと。 だからこそそれらの情報を、事前に集めておく必要があると。 そのための安全策として、敢えて何もしないのだと、オーヴァンは栄斗へと言った。 戦の常套策には間違いない。彼を知り己を知れば百戦して殆うからず、という孫子の文は、日本においても知られている。 だとしても、他に何もしないというのは、どうにも悠長が過ぎるように感じた。 生前付き合ってきた聖闘士達には、いなかったタイプの人間だ。 (それに、どうにも胡散臭い) 回りくどい手口もそうだが、こいつの放つ気配には、どこか腹黒さを感じる。 薄笑いの貼り付いた顔の下で、何かろくでもない考えを、ひっそりと企んでいるような気がする。 理屈ではない。直感だ。 ただそういう気配がするのは確かだと、栄斗はそう感じていた。 「……いいだろう。では、行ってくる」 警戒しておく必要がある。 もしも邪心の持ち主であれば、聖杯が彼の手に渡らないよう、何か手を打たなければならない。 そう考えつつも、栄斗はマスターの言を了承し、自らの身を霊体へと転じた。 透過した体で壁をすり抜け、夜の冬木市へと飛び出す。 風の感触を感じない、奇妙な体験を味わいながらも、栄斗は宵闇を駆けていく。 果たしてこのマスターに呼ばれたことが、吉と出るか凶と出るか。 ビルの合間を縫いながら、極限まで薄れた栄斗の気配は、街灯の奥へと消えていった。 【マスター】オーヴァン 【出典】.hack//G.U. 【性別】男性 【参加方法】 外部からのハッキング 【マスターとしての願い】 「The World R 2」からAIDAを一掃し、アイナを救う 【能力・技能】 銃剣士(スチームガンナー) ネットゲーム「The World R 2」における、オーヴァンのジョブ。 銃剣型の武器を扱うジョブであり、この聖杯戦争においても、銃器の扱いに長ける。 このスキルはPCボディの持ち込みによって実現したものであり、 右の指を鳴らすことで、「The World R 2」における装束を纏ったPCボディと、 一般人としての服装を纏った方舟支給のボディとを切り替えることができる。 後者の姿では、銃剣士としての力を使うことはできない。 ハッキング 天才的なプログラムスキル。この聖杯戦争にも、ハッキング技術を駆使して侵入した。 話術 言論にて人を動かせる才。 交渉から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 相手を煙に巻き自らを大きく見せる語り口は、相手に自身がカリスマ性の持ち主であると錯覚させられる。 【weapon】 冥銃剣・逢魔ヶ刻 「The World R 2」から唯一持ち込めた、闇属性の銃剣。 ゲーム中における銃剣には弾数制限という概念がなく、この聖杯戦争においては、本人の魔力を銃弾化して使用される。 【人物背景】 ユーザー数1200万人以上を誇る巨大ネットゲーム「The World R 2」のプレイヤー。 かつては「黄昏の旅団」という名前のギルドを率いていたが、解散して以降は、単独行動を取っている。 作中で主人公・ハセヲの前に現れては、謎めいた言葉を投げかけてくる存在。 その正体は彼の宿敵「三爪痕(トライエッジ)」。 知性を持ったウィルス・AIDAを使いこなし、物語が後半に差し掛かる頃に、ハセヲの前に立ちはだかる。 彼の真の目的は、ハセヲらが持つ「碑文」全てを集めることで、ゲームの初期化プログラム「再誕」を起動、 自身の妹・アイナを蝕んだAIDAを、「The World R 2」のデータごとまとめて消し去ることにあった。 目的は真っ当な人助けだが、そのためには卑劣な手段を取ることも辞さない、冷酷さの持ち主でもある。 本名は犬童雅人(いんどうまさと)。26歳で、NAB(日本民間放送連盟)の調査員。 妹の愛奈は難病に冒され、ドイツの病院に入院しており、「The World R 2」は彼女と交流するための場だった。 本来のPC・オーヴァンは、AIDAに感染した左腕を、巨大な拘束具によって隠していたのだが、 この場に用意された仮初のPCは、そのAIDAに感染していないため、拘束具もなくなっている。 また、彼自身の持つ碑文因子・コルベニクも、方舟の中には持ち込めていない。 とはいえそれらの力を得る以前から、かなりの廃プレイヤーとして鳴らしていたため、戦闘能力は高い。 【方針】 ひとまずは自身がマスターであることを隠し、情報収集に徹する。 利用できそうなマスターを見つけ次第、懐柔して操り、他のマスターと潰し合わせていく。 【クラス】アサシン 【真名】栄斗 【出典】聖闘士星矢Ω 【性別】男性 【属性】混沌・善 【パラメーター】 筋力:C 耐久:D 敏捷:B 魔力:B(A) 幸運:C 宝具:C+ 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 【保有スキル】 セブンセンシズ:A 人間の六感を超えた第七感。 聖闘士(セイント)の持つ力・小宇宙(コスモ)の頂点とも言われており、爆発的な力を発揮することができる。 その感覚に目覚めることは困難を極めており、聖闘士の中でも、限られた者しか目覚めていない。 栄斗の持つ莫大な魔力の裏付けとなっているスキル。 あくまで青銅聖闘士に過ぎない栄斗は、土壇場で闘志を燃やした時のみ、この力を発揮できる。 Ω:-(EX) 宇宙を形作る究極の小宇宙・大宇宙(マクロコスモ)。 Ωとはその大宇宙の加護を受け、限界を超えた小宇宙を行使できる境地である。 その絶大なエネルギーは神の力にも匹敵するが、 小宇宙を持った者同士の強い絆によって導かれる力であるため、この聖杯戦争においては発動できない。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 忍者である栄斗は、偵察任務においても優れた働きを見せていたため、このスキルを保有している。 【宝具】 『狼座の新生青銅聖衣(ウルフクロス)』 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 狼座を守護星座に持つ、狼座(ウルフ)の聖闘士に与えられる青銅聖衣(ブロンズクロス)。 聖衣石(クロストーン)化から解き放たれ、秘められた力を発揮した聖衣(クロス)であり、通常の青銅聖衣よりも優れた強度を発揮する。 更に脚部の爪パーツを展開することにより、速力を強化することも可能。 この聖衣を然るべき者が装着することにより、装着者の筋力・耐久・敏捷パラメーターに「+」の補正がつく。 【weapon】 忍具一式 苦無、火薬玉、巨大凧など、忍者が用いる忍具一式。 栄斗は聖闘士であると同時に忍者でもあるため、これらの武器も平気で使用する。 あらゆる意味で異端の聖闘士である、彼の存在の証明。 【人物背景】 富士流忍術を修めた、日本出身の忍者聖闘士。大人びた風貌からは分かりづらいが、13歳当時の姿で現界している。 元々は富士の麓にある里で、忍の腕を磨いていたが、 世界を脅かす邪悪の気配を察知した兄弟子・芳臣の遺志を継ぎ、狼座の聖衣を継承した。 その経緯から、当初は聖闘士の力を、世界を救うための「手段」としてしか捉えていなかった節があり、 聖闘士達が避けている「聖衣以外の武具の使用」も、平然と行っている。 しかし、軍神マルスとの戦いの中で、聖闘士の魂に目覚めていき、同時にアテナを守るという意志も芽生えていった。 クールで口数が少なく、時には斜に構えた言動が飛び出すことも。 しかし友情には厚く、味方の聖闘士が窮地に立たされた時には、躊躇うことなくその身を盾にする。 里育ちで世間ズレしているためか、時折飛び出す忍具や忍者知識は、周囲からシュールな光景として見られることも多い。 余談だが、マルスおよびアプスとの戦いが終わった直後、一時期燃え尽き症候群に陥っており、 その時心を揺さぶったものとして、ロックミュージックに傾倒・バンドのヴォーカルとして活躍していたことがある。 小宇宙の属性は土。 しかし自らの忍法を、小宇宙によって強化することにより、小宇宙攻撃と同等の威力で扱うことが可能。 このため劇中では、火・水・土の3種類の属性攻撃を繰り出している。 栄斗自身の戦闘スタイルは、音もなく忍び寄り敵を討つという、技とスピードを重視したもの。 あまりに多くの技を使うため、ここに列挙するとキリがない。詳しくは下記リンクを参照されたし。 ttp //dic.pixiv.net/a/%E6%A0%84%E6%96%97#h3_1 【サーヴァントとしての願い】 特になし 【基本戦術、方針、運用法】 派手な技が多いこと以外は、正統派のアサシンとして運用できる。 マスターが身を隠しながら行動することを望んでいるため、しばらくは単独行動による情報収集がメインとなるだろう。 勝つためには卑劣な手段も辞さないマスターだが、アサシンは正義の戦士であるため、性格的相性の悪さをどうにかする必要はある。
https://w.atwiki.jp/seisakusya1/pages/228.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:アサシン┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:メアリー1世 【レベル】:60 【アライメント】:秩序/悪┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋】:20 【耐】:20 【敏】:30 【魔】:60 【運】:10 【宝】:70┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:暗暗暗 【貯蔵魔力】■■■(上限3) 【状態】正常┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ / / // \ \ \ \ ゙ 、 f j | j \ \ } l ハ } | | ト ゙ 、-― -- Ⅵ l ハ ミ、 | | ,, -ヽ ハ ,.z笏トx、∥ ,!/ ハ/ jj イ ! \ イぃ少rぅ/ j j j゙、 / ' } ィ笊ミ _)厶ノ "´///,ハ / / バ 、 / | / ,rぅツ´"〈 ⌒ /'"´j/ / { Λ ..、 | リ/ 乂// ` __ / / /{ l{ } }} | ∥ハ \ "´ ノ ///,'/Λ V ,// | ハ{{ 込、 /'´//{ 〉/ ∨/ ゙ 、 {ハぃ ハ个ト。、 / {从乂// Λ、 ゙ 、! \゙ 〈 从イ ≧=イ _.√∥ト // /_ノ)_ | \} } /´"''Y{ 〈 .| j{/./ /´⌒ \ ゙ 、\v'/ /´"''ミ Λニ=-=ニ|lo / /イ\ \ / ゙ 、/ ,' {r=‐∥ /≫ ≪ ,.ィ"/ ′ =- / ` ,、 / / / ∥八≫,.ィ'" / ,' .. / ∥,、丶` / / /,, ''"≪ ./'´ -= { { ィ / /⌒ ̄ / 、__彡イ { ./ 乂从 〉... / / , 、丶~ > -―-=ニィ / 乂 乂 / ィ=ミ / ./ / #8202; \{ ``~、 / ´"'''" / ∥ . Y / / / >=-=ニ __ / / ∥ !/ / / \ ミ,′ j{ |⌒ミ、/{/ /-‐ ''"´ \ \ ミハ ゙ 、 | / / ,.ィ冖ヾ \ \ Λ ニ=-》 j、 / ′ / | ゙ 、 \ ``~、\.\ 彡イニ=--.............. '"´/ / / | ゙ 、 #8202; _ \ ``~´"ニ''"´ /"´⌒"´V / / / |┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【スキル】 ○気配遮断:B (種別:一般 タイミング:戦闘開始時/常時) 戦闘開始時、敵陣側の【筋】【耐】【敏】【魔】のステータスで一番高い数値を1つ「-20」低下させる。 加えて「○種別:暗殺」のスキル又は宝具の成功率が「+10%」される。(反映済み) ┣サーヴァントとしての気配を絶つ。完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ┗しかし、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 ○信仰の加護:A+++ (種別:一般 タイミング:常時) 【自身以外の】「カリスマ」や「神性」、「神々や精霊の加護に連なるもの」を無効化する。 加えて、あらゆる精神干渉系スキルや魔術・宝具の影響を受け付けず、令呪で行動を縛ることが出来ない。 ただし、カトリックやそれに連なる天使などに対しては効果を発揮しない。 ┣一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。 加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。 ┣あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。 ┗……高すぎると、人格に異変をきたす。 ○カリスマ:E (種別:一般 タイミング:常時)【現在:30%】 自陣側の勝率を「+30%」上昇させる。 ただし、戦うたびに勝率が「-05%」低下していく。 ┗軍団を指揮する天性の才能。 統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。 ○無辜の怪物:EX (種別:一般 タイミング:常時) 自身の宝具の判定時にダイスに大幅なボーナスが付与される。 ┣生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。 ┣本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。 ┣このスキルを外すことは出来ない。 ┗【秘匿事項:本来その性格は残虐に捻じ曲げられるはずだが、「信仰の加護」が相殺している。】 ○男性不信:B- (種別:一般 タイミング:常時) 敵陣側の勝率に、「その場にいる男性の数×10%」のペナルティを科す。 ┣史上に残る手酷い裏切りを受けたがゆえに、男性をソッチの意味で信用できない。 ┣【秘匿事項:ただし生涯付きまとった不運と孤独から、幸福な家庭を持つ根深い願望がある為】 ┗【秘匿事項:口説かれるとちょろい。 恐ろしくちょろいが……口説くなら覚悟が必要だぞ。】┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ○我が身よ怨敵の血に染まれ(ブラッディ・メアリー) ランク:A++ 種別:対人宝具(暗殺) タイミング:戦闘判定時 消費魔力:ゲージ1つ 相手を一名指定し、命中判定を行う。 命中判定(自身の【宝】+1d150+10)が、相手の回避判定(相手側の【運】+1d100)を上回った場合。 その相手を聖杯戦争の盤上から排除する。 ┣プロテスタントを迫害し、女子供を含む約300人を処刑した逸話が宝具と化したもの。 ┣彼女の処刑行為はそのまま「大英帝国の黄金期」へと接続する為、その対象者は ┗「繁栄を望む」人類の潜在的願望に束縛されてしまい、回避判定に大きなペナルティを負う。┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛